平成30年11月4日(日),日曜参観として「地域への授業公開及び校内発表・PTA講演会」がありました。
 授業公開は,2時間目から4時間目を保護者だけでなく多那地域の方々を対象に実施しました。また,午後は校内発表会とPTA講演会を実施しました。小学校の授業公開では,道徳が特別な教科として実施されるようになったことを踏まえ,どの学級においてもできるだけ「道徳」の授業を公開するように計画しました。また,3時間目には,PTA読書班による「1・2年生への読み聞かせ」がありました。子どもたちは,先生方による「ともだちや」と,PTA読書班による「オニのサラリーマン」という話を真剣に,楽しそうに聞いていました。
 校内発表会では, ①中学校国際交流参加生徒の発表 ②中学校少年の主張代表者の発表 ③中学校英語スピーチコンテスト代表者の発表 ④小学校4年生から6年による「八木節」の発表 ⑤小学校5,6年生と中学生全員による「希望という名の花を」,「大切なもの」 の5つを発表しました。
 PTA講演会では,沼須人形芝居の方々を講師にお招きし,市無形文化財に指定されている人形芝居を鑑賞しました。題目は「壺坂霊験記」というものでした。内容は,目が見えない沢市は、妻のお里が明け方になると出かけていくのに気付き、男ができたのではと疑い妻を問いつめます。お里はこの三年間、沢市の目が治るようにと壺阪寺の観音様に願かけに行っていたことをうち明けます。お里のことを疑っていた自分を恥じた沢市は、お里といっしょに観音様のおまいりを始めます。しかし,目の見えない自分がいては将来お里の足手まといになると考え、祈願の最後の日にお里に隠れて滝壺に身を投げます。夫の死を知り悲しんだお里も、夫のあとを追って身を投げてしまいます。二人の夫婦愛を聞き届けた観音様の不思議な力により奇跡が起こり、二人は助かり、沢市の目も再び見えるようになります。 この話の人形劇を見せていただく前には,実際に人形を持たせていただいて動かし方を経験させていただいたり,三味線をひかせていただいたりするなど,とても貴重な体験をさせていただきました。沼須人形芝居の方々,本当にありがとうございました。

  

     
     
     
   
     
     
     
地域への授業公開・校内発表会・PTA講演会