平成30年11月28日(水),第2校時に天文授業サポートの授業を実施しました。当日は,天候に恵まれ,ほとんど雲のない快晴の1日でした。西の空の低いところには月齢20程度の月(あと2日でちょうど下弦の月)がありました。クレーター,プロミネンス,金星が見えた!! 「県立ぐんま天文台」の指導主事 長井隆行 さんには,準備のために朝早くから学校に来ていただき,6年生に天文に関する授業をしていただきました。中学3年生も別の時間に指導していただきました。
 まず,月や太陽のことについて授業で学んで知っていることを子どもたちが発表した後,校庭に設置された5台の望遠鏡を使って,実際に月のクレーターや太陽のプロミネンス,金星を見させていただきました。月を観察する際には,見えるようにセッティングする方法を教えていただき,すべて自分たちで調整して見えるようにする体験をさせていただきました。少しでも,望遠鏡を身近に感じることができたことと思います。また,望遠鏡で金星を見るだけでなく,肉眼で金星を探して見る学習もさせていただき,1つ1つ見るたびに子どもたちからは歓声や驚きの声が上がりました。
 月が欠けて見えることについて,球形の発砲スチーロールを使って教えていただいたことは,とても分かりやすいものであり,子どもたちもよく理解できたことと思います。
 今日の天文授業サポートを受け,子どもたちは月や星など,天文に関する興味・関心がより高まったと思います。夜は寒いですが,星がとてもきれいに見える季節になりました。オリオン座やカシオペア座,冬の大三角など,天気のよい夜空の日に探してほしいと思います。

天文授業サポート